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「ナカセンナリ」と「サンルチン」の生産者の横顔

大豆「ナカセンナリ」をつくる人

保科治男さん
ナカセンナリ栽培 保科治男さん

大豆栽培14年のベテラン

宮田とうふ工房の豆腐づくりに欠かせないのが、信州産ナカセンナリです。「使う大豆は、なるべく地元産にこだわりたい」。私たちはそう考え、地元農家の皆さんにご協力いただいています。この品種を栽培して14年になる保科治男さんもそのお一人です。

他の品種に比べて甘い

「他の品種に比べて甘みがあっておいしい」保科さんもおっしゃるように、ナカセンナリの魅力はその甘さです。栽培を始めたころは馴染みのなかった品種ですが、今では長野県の奨励品種になるほど、信州の気候風土に適し、しかもおいしい大豆なのです。だから保科さも言います。「宮田で育った大豆が宮田で豆腐になるのはとてもうれしいですね」

育てやすい品種でもある

おいしさだけでなく栽培しやすさも大切なポイント。その点ナカセンナリは、「豆ハゼがなく収穫期間が長くとれるから、広い面積で栽培することが可能」だとか。ちなみに保科さんの作付面積は、12.4ヘクタールと宮田村随一。大豆栽培は機械設備の投資にコストが掛って大変ですが、保科さんは手先の器用さを生かして、機械も自作するそうです。まさにお百姓の知恵ですね。

農と工の接点を大事に

「精密加工メーカーが豆腐をつくると聞いて、初めは驚きました。でも、マスダさんの企業としての情報力やマーケティング力に触れて、農業が工業から学ぶべきことがたくさんあると知りました。企業経営の考え方は農業にも生かせるのです。マスダさんとはいいお付き合いをさせていただいています。この関係が農と工をつなぎ、地域を発展させることになればと願っています」保科さんは最後にそう話してくれました。

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ソバ「サンルチン」をつくる人

小松芳美さん
サンルチン栽培 小松芳美さん

宮田村だけの限定種

「そばゆき姫」(そばとうふの名前)をつくるのにもう一つ大切な素材があります。ソバの新品種サンルチンです。サンルチンは品種登録され、その種は開発元であるタカノ株式会社で厳重に管理されています。現在、小松芳美さんはじめ数名の農家の皆さんが、宮田村だけで栽培しています。

信濃一号から切り替え

信州の代表的なソバの品種といえば信濃一号です。小松さんもサンルチンに出会うまで、この品種を栽培していました。収量も見込め、味もいい信濃一号ですが、倒伏しやすいという弱点があります。「サンルチンは倒伏がなく育てやすい品種。契約栽培だから農家にとってはたいへんありがたいです」と小松さん。

サンルチンソバ

栽培する上での工夫

サンルチンを栽培する上で、いくつかのポイントがあると小松さんは言います。「最も重要なことが、他品種のソバと交配しないように、栽培地に気を配ること。次に実際の耕作では溝を巡らすなどして、水はけのよい土壌にすること、そして的確な時期に播種すること」。さらに肥料は石灰分を多めにすると実のつきもよく、品質も良いそうです。

宮田から全国へ健康発信

「私たちの世代は、ソバが暮らしのとても身近にあり、子どもの頃から『けえ餅』(そばがき)にしてよく食べたものです。今こうして元気に畑仕事ができるのも、そばの健康成分のおかげかもしれません。ふつうのソバよりさらに健康に良いというサンルチンが、これから全国に発信され、多くの皆さんに愛されるように、その発祥の地宮田でもっと栽培の面積を増やしていけたらと思います」そう豊富を語ってくれました。

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